
-
浜通りに国際教育研究拠点の新設明記 政府、復興基本方針改定
政府は九日の閣議で、二〇二一(令和三)年度から五年間の第二期復興・創生期間に向け、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興基本方針を改定した。浜通りに「創造的復興の中核拠点」として国際教育研究拠点の新設を明記… -
福島県内4人死亡、16人感染 新型コロナ・太田西ノ内病院クラスター125人に
福島県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた九十歳以上女性と八十代男性二人、七十代男性の計四人の死亡と、十六人の新型コロナ感染が確認されたと九日、発表した。九十歳以上女性は六日、八十代男性一人と七… -
大熊の復興拠点、生活可能に 「準備宿泊」10月開始 拠点内初、町長が方針
大熊町は東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の特定復興再生拠点区域(復興拠点)で生活できる取り組みを十月から始める。吉田淳町長が九日、三月定例町議会の一般質問で方針を示した。政府の協力を得て、復興拠点内に住所の… -
太田西ノ内病院クラスター118人に 福島県内1人死亡、10人感染 新型コロナ
県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた九十歳以上男性の死亡と、十人の新型コロナ感染が確認されたと八日、発表した。男性は六日に死亡し、十人の陽性は七日に判明した。県内の死者は累計八十二人、感染者は… -
津波犠牲の生徒を慰霊 相馬の磯部中
東日本大震災から十年となるのを前に、相馬市の磯部中で八日、津波で犠牲になった当時の生徒六人を悼む慰霊式が行われた。 新型コロナウイルス感染防止のため、十八人の全校生徒と教職員のみ参列した。… -
双葉町で事業再開 勝山広幸さん 古里復興へ強い思い
昨年三月四日に東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された双葉町中野地区で、いち早く町で事業を再開した建設業「勝山工業」の勝山広幸社長(52)は「大変なことも多いが、町でやることに意味がある」と古里復興への思い… -
地域新電力会社設立 大熊町主体、新年度内にも 「ゼロカーボン宣言」実現へ
大熊町は二〇五〇年までに二酸化炭素排出量実質ゼロにする「ゼロカーボン宣言」実現に向け、町が主体となった地域新電力会社の二〇二一(令和三)年度内の設立を目指す。 吉田淳町長が八日開会した三月定例町議会の… -
立ち入り規制緩和 大熊、帰還困難区域の一部
政府原子力災害現地対策本部と大熊町は八日、東京電力福島第一原発事故に伴う町内の帰還困難区域について、下野上、熊の両地区の一部を立ち入り規制緩和区域に追加した。従来の緩和区域と合わせて計約六百十三ヘクタールに広がった。… -
浪江の小中学校解体開始 防災拠点など整備検討
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から間もなく十年となるのを前に、環境省は八日、原発事故に伴い休校している浪江町の小中学校の本格的な解体作業を始めた。町からの申請を受け、浪江、幾世橋、大堀、苅野の各小と浪江中の計… -
新型コロナ 福島県内1人死亡24人感染
県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた八十代男性の死亡と、二十四人の新型コロナ感染が確認されたと七日、発表した。八十代男性は五日に死亡し、二十四人の陽性は六日に判明した。県内の死者は累計八十一人…