2020年オープン!道の駅なみえ&浜の駅松川浦

 

ドライブ旅行の楽しみといえば道の駅!

新鮮な魚介や季節の野菜・果物などを揃えたショッピングスポット、ご当地グルメを味わえるグルメスポット、中には温泉や足湯が堪能できる道の駅まで出現し、どんどん進化を続けています。今回の福島県浜通りの旅では、「道の駅なみえ」と「浜の駅松川浦」に行きました。

なんとどちらも2020年オープンですでに大人気スポットとなっていました。

2020年8月1日に華々しくオープンを迎えた双葉郡浪江町の【道の駅なみえ】。

エントランスを通ると真っ先に華やかな植物が陳列され、生命力あふれる自然の緑と鮮やかな花の色に心が温まります。

町内で採れた新鮮な野菜や海産物の産地直売所コーナー、いろどり産直「いなほ」。

食欲を刺激しほっこりとした気持ちにしてくれる香り漂う、まちのパン屋「ほのか」。

道の駅内で”ドスンドスン・カツン”と重低音の足音が聞こえ、何かと思ったら大勢のバイク愛好者のライダーの皆さま。

駐輪場にはかっこいい大型バイクが並び、ツーリングの合間の休憩&昼食スポットとして利用されているようです。

それにしても印象的だったのは、ライバーの皆さんの充実した笑顔。いくつになっても仲間と好きなことを楽しむのは幸せな時間の過ごし方ですね。

フードテラスに向かうライダーの方達につられ、「やっぱり麺でしょ!」とお仲間同士の会話で、海鮮料理を頼もうと決めていた心が変わり、注文タッチパネルで浪江町の名物『なみえ焼きそば』をタッチ。

2013年のB-1グランプリで1位のゴールドグランプリに福島県浪江町の「浪江焼麺太国」が選ばれ、福島県勢で初めての受賞となったのはこの『なみえ焼きそば』です。

極太麺、モヤシ、豚肉とシンプルな具材が極まるうま(馬)さ!

福島県双葉郡浪江町の安くておいしい、昔から親しまれる極太麺の『なみえ焼そば』。約50年前、労働者のために食べ応えと腹持ちをよくするために考案されたとされています。

通常の約3倍のもある太い麺と、うまみたっぷり濃厚ソース、豚肉とモヤシだけのシンプルな具が特徴です。一味唐辛子を振りかけて食べるのが通な食べ方とされます。


なみえ焼そばの定義

その1 中華麺の太麺を使う

その2 具材はモヤシと豚肉を基本とする

その3 ソース味であること

浪江焼麺太国の検麺(認定)を受けたお店では、「馬九行九(うまくいく)なみえ焼そば」のお皿で提供されます。お皿には、地元の大堀相馬焼に300年以上伝わる、開運成就を意味する九頭の馬が描かれています。

九頭の神馬、左馬が幸運を呼ぶ馬九行久(うまくいく)。

左馬は絵馬に描かれるように、縁起が良く、右に出るものがいないということからも、勝負に強いといわれています。また、十二支の馬は、方位としては南に位置しており、人間でいえば頭、つまり頭角を現すということからも、秀でる、優れているという意味を含めて運気をあげると伝えられています。

完食!九頭の神馬が現れました。

並盛り650円のお安さで満腹!

多くの方が頼んでいた「ふくしまフルーツラボ」のスムージーやパフェも食べたかったですが、胃に余裕がなく泣く泣く断念。

とっても美味しそうでした。

【道の駅なみえ】

住所:福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字知命時60

アクセス:浪江駅から徒歩約15分/常磐自動車道浪江ICから車で約10分  

電話:0240-23-7121

公式ウェブサイト:https://michinoeki-namie.jp/

オフィシャルECサイト:https://mdnamie.official.ec/

◆営業時間

いろどり産直「いなほ」10:00~19:00

まちのパン屋「ほのか」10:00~16:00

フードテラス「かなで」11:00~18:30(L.O.18:00)

※定休日は毎週水曜です。

さて、もう一箇所の道の駅ならぬ【浜の駅松川浦】。

午前中の早い時間にも関わらずすでに多くの客で賑わい、宮城ナンバーの車も多く見られます。

広い店内の半数を占めるのが、新鮮な魚介や干物などの海鮮コーナー。

発送も可能ですが、日常的にこんな所で海鮮の買い出しをする生活に思いを馳せます。

道の駅なみえは福島県以外の製品も多く置いていますが、こちらの浜の駅松川浦は福島県の特に相馬の地場産物を多く取り扱っているので、お土産を買う場所として最適です。

クリームチーズのみそ漬で有名な「香の蔵」の人気商品も取り扱っています。

浜通りの地酒、相馬のウイスキー963などお酒コーナーも充実しているので、お土産にも宿泊先での部屋飲みにも重宝するお買い物スポットです。

福島県、おいしすぎます!

【浜の駅松川浦】

住所:福島県相馬市尾浜字追川196

営業時間:09:00~17:00

定休日:1月1日、1月2日

電話:0244-32-1585

公式ウェブサイト:https://www.hamanoeki.com/index.html



上月マキトラベルライター

投稿者プロフィール

トラベルジャンキー、アートラバー、映画ファン、サウナー、ゆる〜くペスカタリアン生活実践中。

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