”& culture”で愉しむためのファッションを再発見!

 

福島1日目。
郡山から車で移動し、川内村の「蕎麦酒房 天山」で食事を頂き、次なる目的地いわき市に向かって車を走らせます!

※川内村の「蕎麦酒房 天山」については「初めての福島で出逢った”べっぴんさん”」をご覧ください!!

まずは、「アクアマリンふくしま」や「いわき・ら・ら・ミュウ」のある、小名浜エリアを探索。

海が近くてとっても良い景色です。

ファッションに興味がある私。

福島旅行前にInstagram(@andculture_by_yoshinari)を見つけてフォローしていたセレクトショップ「usual and culture」さんへお邪魔しました。

いわきのファッション事情。

どんなお話が聞けるのか楽しみにしながら、イオンモールいわき小名浜を通り抜けて、歩きました。

堀内ビル1Fに店舗を構える、主にメンズファッションを取り扱うセレクトショップです。

オーナーの吉成さんは、前職が岡山でジーンズを作っているメーカー勤務。

以前には東京(恵比寿、原宿)や横浜(元町)で、ブランド店舗の立ち上げや、販売、企画にも携わっていた方です。

その後、地元であるいわきに戻って2019年の4月にこちらのお店をオープンされました。

いわきの人たちが、日常的に着る服を買える場所。

特別な一着ではなく、あくまでも普段着。

でも、意味がないものは売りたくない。

生産背景にも拘りのあるものを売りたい。

「日常と文化」を表す店名“usual and culture”にも、吉成さんのそんな思いが込められています。

顧客層は大体20代後半から、上はなんと80代まで!

様々な世代の方がお客様としていらっしゃるそうです。

かっこいいな、セレクトショップでお洋服を買うおじいちゃん。

ぜひ、周りの男性にもそうあって欲しいですね。

それでは、入店します。

まず、店内に入って最初に目に付いたのが、キッズコーナーとジュースの保冷ケース。

イオンモールのついでに、お散歩がてら、ご家族で立ち寄って欲しい。
そして、お買い物の間お子さんが機嫌良く待ってもらえるように、とゲームが置いてあります。

子育て世帯にとって、これは魅力的。

私も子供とショッピングする際、
子供に「まだ〜??もう帰ろうよー」と
何度言われたことか・・・数え切れません。

女の子ならお絵描きして待っていても良いですね。

オーナーの細やかな心遣いに感服です。

ジュースも、なんと1本150円。学生は100円で飲めます!

水分補給がてら、usual and cultureさんで一服して、洋服を見るのも良いのではないでしょうか。

それでは看板商品のジーンズを見せて頂きます。

取材当時、取り扱っていたのは主に2ブランド(今後取り扱いブランド、種類、共に増える予定とのことです!!)。どちらも国産ジーンズです。

(お取り扱い商品については、随時店舗へお問い合わせください)

1つはジャパンブルージーンズ。岡山の会社で作られています。

12,000円~13,000円台というお求めやすい価格帯。

それでいてクオリティの高いジーンズです。

こちら、残念ながら生産中止が決定したそうです。

やはりこの時代にこの値段で作り続けるのは困難ですね…

履かなくても買っておくべき!

と吉成さん。

綿の原価自体、ここ4~5年で10〜20%上がったそうで、今後この値段でこの品質のものが買えることはなくなりそうです。

もう1つが、フェローズ。

1960年代後期~70年代のシルエットをモチーフに製作されたジーンズが置かれていました。

こちらは15,000円前後の価格帯のジーンズです。

フェローズのジーンズも味があって、とても素敵でした。

店長の吉成さんによると、

ジーンズは3年目から味が出てくる。だから5年は持たないと

とのこと。

確かにファストファッションでもジーンズ(ジーンズ業界では基本的には綿100%のデニムを使用したジーンズがメインと考えられているとのことです!)は売っているし、5,000円~6,000円のジーンズも巷には沢山ある。

でも3年でダメになってしまっては経年変化が楽しめないのです。

このお話を聞いて、普段5,000円~6,000円のジーンズを買っている人でも、こちらのジーンズに履き替えてみる価値は十分にあると思いました。

何より、おしゃれ度も格段にアップしますしね!

ジーンズ以外の商品も、地方の人々にもマッチする、やりすぎていないアメカジ。

そういったテイストの商品をジーンズ以外にも多数揃えていらっしゃいます。

秋冬にぴったりのアウターや普段使いのスウェット、あとは雑貨や小物もたくさん並べられていました。

本当に品数が多くて、見ていて全然飽きません!

ファッション好きなら、一日中お店にいられそう。

アメリカ製のバンダナ(500円+税)は、男性のエチケットとして、シャツ等を着た時に首に巻くことを提案。

首元の汗や臭いを押さえ、シャツの襟の黄ばみも防いでくれます。

おしゃれかつ機能的!さすが吉成さんです。

そしてこちらは、定番商品の日本製のシャツです。

お値段も3,900円~(+税)、とっても手を出しやすい価格帯。

日本製のシャツがこのお値段とは、コストパフォーマンス抜群ですね。

着る人を選ばないオーソドックスなシャツが豊富な色柄でずらりと並んでいました。

今回、私も2点お買い物させて頂きました!

まずはシンプルな日本製ステンカラーコート。

こちらは、ベンタイルの生地で作られた一枚袖のデザイン。

多少の雨でも着られるし、風を通しにくいです。

正直、この値段で買えるなんて驚きでした。(16,800円+税)

インスタでチェックしていたのもあり、試着してすぐに気に入ってお買い上げ。

メンズサイズのMで大きめですが、165cmの私がオーバーサイズで着るのにちょうど良い。

中にたくさん着込めるので重宝しています。

Aラインのシルエットも綺麗で気に入りました。

そしてこちらは、シャツを作るメーカーが作ったというエコバッグ。

ポップな柄もあって、種類豊富です!!

大・小とサイズも選べます。

ご主人や彼氏と買い物に来た女性に見ていって欲しいコーナーです。

どちらも大変気に入って、さっそく京都で愛用しております。

お支払いは、各種キャッシュレス決済、クレジットカードが使えます。

税抜5,000円のお買い物につき、次回のお会計から使える500円OFFチケットを配布されていました。

ベーシックで価格を抑えた商品なので、セールは行わない。

その代わりに、また来て頂いた時利用できるよう割引チケットを配っているとのことです。

吉成さんのお話を聞いていたら、楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。あと2店舗、店を増やしたいというお考えだそう。

今後果たしてどんな展開を見せるのか、& cultureの今後にも要注目です!

オンラインでの販売もされていますが、可能なら実物を目で見て、こだわりの品々を確かめて欲しいお店。

「いわきで着て、カッコイイもの」、たくさん揃っています。

福島のファッション好きも、いわき観光に訪れる方も、ぜひ一度足を運んでみてください。

<<訪れたお店>>

住所:
〒971-8101
福島県いわき市小名浜本町30 堀内ビル1F
TEL:0246-68-7931
営業時間
12:00~20:00 ※途中、休憩時間あり
定休日
第1、第3水曜 毎週木曜
ホームページ: https://andculture.co.jp/
Instagram:@andculture_by_yoshinari


さやか

投稿者プロフィール

新潟県上越市出身。元・転勤族。
現在は京都市在住です。

趣味はお酒、食べ歩き、ぶらり街歩き。大学時代に友人と放浪したインド旅行が忘れられません。

じっとしていられない性格。
子育てしながら面白い日常をいつも模索しています。

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