お風呂にプカプカ浮きたい!究極のリラクゼーション死海風呂(田村市)

 

アラビア半島・イスラエルとヨルダンの国境にある「死海」は塩分濃度が非常に高い塩湖で有名。

普通の海水の塩分濃度が約3%に対して死海の濃度は10倍の約30%。

故に体が浮く!

子供の頃テレビで見た時から、プカプカ浮いてみたいな~と思ってもなかなか行けない異国の地。

その死海を再現した死海風呂があるというのを聞きつけて早速行ってきました。

磐越東線船引駅から車で5分開宝花の湯さんです

受付でタオルをレンタルしいざ出陣です。

時間制で男女別になっています。

逸る気持ちを落ち着かせ暖簾をくぐり、脱衣しドアを開けます。

大浴場です。木漏れ日が差して非常に気持ちがいいです。

が、今日のメインはこちらではありません!

廊下を進み現れたのは、

死海風呂です。

誰もいなかったら飛び込もうかな。ヒリヒリしないかな〜しょっぱいのかな〜

という愚案は吹っ飛びいざ目の前にすると恥ずかしさやら嬉しさやらで戸惑います。

これがあの太っちょの外国のおばさんをも浮かしていた死海か!

夢に見ていた死海か!

ついに入水の刻。全集中。

入り方とやらが看板に書いてあるのが目に入ります。

静かに腰を下ろす。

足をゆっくりと投げ出す。

手を離す。

浮いた!!!!

「浮いた浮いた浮いた!!」

感無量であります。

この地球において確かに今私は無重力を味わっております。

お風呂のジェット気流に乗ってクルクルと浮きながら回っております。

呼吸に合わせて、体が浮き沈みします。

空気を吸って肺に空気があるときは一番浮き、吐くと肺の空気の分浮力が奪われ少し沈んでいきます。

そんな風に自分の呼吸だけ見つめてプカプカと浮く。

昨年から増え続けている体重のことなど死海風呂は忘れさせてくれる。

なんというリラクゼーションだ。

夢を叶え尊い時間を過ごさせてもらった開宝花の湯さん

この辺り、あぶくま三春町には温泉が沸いていない。何か地元の人達や合宿利用の方達のために目新しいものを作りたいと考えた。と社長の佐久間善一さんが死海風呂新設のきっかけを教えてくれた。

死海風呂に使っている塩はイスラエルから輸入し、実際の死海に近づけている。

約1tの塩を使うが、輸入の条件が折り合わず実は1度計画を断念したそうだ。

それでも佐久間さんの情熱は途切れることなく、縁あって輸入が叶い今に至る。

日帰り入浴だけでなく、宿泊、会議、宴会と地元の人達に愛されている。

スポーツの町として合宿誘致も引き続き行って行きたい。

人生で一度は入ってみたい死海風呂

童心にかえる出会い

究極のリラクゼーションはいかがでしょうか。

あぶくま高原の宿 開宝 花の湯

[日帰り入浴時間]

死海風呂        露天風呂

9:00〜13:00 女性   9:00〜13:00 男性

13:30〜20:00 男性   13:30〜20:00 女性

20:30〜22:00 女性     20:30〜22:00 男性

[料金]

大人 500円

小人 200円

レンタルタオル200円

〒963-4312 福島県田村市船引町船引字沼田65-16

フリーダイヤル:0120-82-8726 TEL.0247-82-2521(代表) FAX.0247-82-4601

http://www.hananoyu.ne.jp    E-mail:hananoyu@safins.ne.jp

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