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全村避難独自に決断 産業再生へ花き生産【震災・原発事故10年ルポ】
■葛尾村 震災後・田村支局長 鈴木宏謙 田村市から県道浪江三春線で峠を越え、葛尾村に入った。二〇一六(平成二十八)年六月に大半の避難指示が解除されてから約四年八カ月。農地に仮置きされていた除… -
震災前の浜通り民報紙面で回顧 双葉 3月31日まで展示
福島民報社は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年を迎えるのに合わせ、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館エントランスホールで「いきいきふるさと&震災10年の歩み」展を開いている。 一九九… -
JR常磐線9駅水彩画に 富岡の大和田さん広野で作品展
富岡町の会社経営大和田剛さん(68)がJR常磐線の駅をテーマに描いた水彩画の展示会は広野町下北迫のアド・プロ広芸社内展示室で開かれている。四月十一日まで。 大和田さんは約二十年前から趣味で双葉郡内を… -
いわきで発見の日本刀「国虎」 GHQの許可証確認、貴重な一振り
いわき市で見つかった江戸時代中期の日本刀は、戦後の日本を統治した連合国軍総司令部(GHQ)が特別に所持を認めた刀だった。GHQの許可証がこのほど確認され、接収から逃れ、後世に受け継がれた貴重な一振りだったことが分かっ… -
常磐道17日再開 震度6強で土砂崩れ 相馬-新地
福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で土砂崩れが発生し、一般車両の通行止めが続いている相馬市の常磐自動車道相馬-新地インターチェンジ(IC間)は、十七日に通行止めが解除される見通しとなった。東日本高速道路が十六日、… -
土砂崩れ、落石現場視察 知事、相馬と新地で状況聴取
内堀雅雄知事は十六日、福島県沖で発生した地震で震度6強を観測した相馬市と新地町を訪れ、被災状況を視察した。 内堀知事は、相馬市の常磐自動車道相馬インターチェンジ(IC)北側で起きた土砂崩れ現場に足を… -
福島県内1人死亡、6人感染 新型コロナ
県は新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた八十代男性の死亡と、六人の新型コロナ感染が確認されたと十六日、発表した。八十代男性は十四日に死亡し、六人の陽性は十五日に判明した。郡山市が十五日に発表した市内… -
複雑な思い拭えず 覚悟と諦念入り交じる【復興を問う 帰還困難の地】(57)
双葉町細谷行政区副区長の田中信一さん(70)は、避難先の郡山市日和田町で生活するようになり六年が過ぎた。「時のたつのは早いものだ」。健やかに育つ孫の身長を記した壁に目をやった。 かつて自宅や農地があっ… -
呑み歩きまっぷ制作 南相馬地酒生産推進協議会
南相馬地酒生産推進協議会(大亀清寿会長)は、南相馬市産の酒米を使ったオリジナル純米酒「御本陣(ごほんじん)」の提供店を紹介するマップ「南相馬の地酒 御本陣 呑(の)み歩きまっぷ」を初めて作った。二十三日の新酒の販売開… -
福島県震度6強 84人負傷 住宅1418棟被害
十三日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で、県が十五日午後七時までにまとめた集計によると、県内の負傷者は重傷者四人を含め八十四人に拡大した。地震による住宅の一部破損は千四百十八棟に上った。 …