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全区間で運転再開 宮城沖地震で福島県内の在来線
福島県内で最大震度5弱を観測した二十日夜の地震で、一部区間で運転を見合わせていた県内の在来線は二十一日、全区間で運転を再開した。JR東日本福島支店によると二十、二十一の両日、各路線合わせて上下計百九十八本が運休し、乗… -
保健師不足に限界も 復興に命と健康不可欠【復興を問う 帰還困難の地】(64)
大熊町の主任保健師の大沢貴志さん(43)は、東京電力福島第一原発事故により避難生活を強いられている町民の健康管理を担っている。 長きにわたり古里に帰れず、ふさぎ込んでいる高齢者らと面会する。「元気に過… -
福島県内各地で追悼行事 次の時代へ語り継ぐ
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年を迎えた十一日、県内各地で行われた追悼行事では、参列者が犠牲者の冥福を祈った。 ■大熊 町内で初めて実施「希望の灯り」ともる 大熊町は東日本大震災犠牲者町合… -
心一つ全力で生きていく 仮設校舎最後の全校集会 大熊中生
大熊町の大熊中の全校集会「~未来へ~希望の花を咲かせよう」は十一日、会津若松市の仮設校舎で開かれた。生徒がメッセージカードに思いを託し、震災、原発事故に負けず前進する決意を新たにした。 災… -
大熊の復興拠点、生活可能に 「準備宿泊」10月開始 拠点内初、町長が方針
大熊町は東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の特定復興再生拠点区域(復興拠点)で生活できる取り組みを十月から始める。吉田淳町長が九日、三月定例町議会の一般質問で方針を示した。政府の協力を得て、復興拠点内に住所の… -
地域新電力会社設立 大熊町主体、新年度内にも 「ゼロカーボン宣言」実現へ
大熊町は二〇五〇年までに二酸化炭素排出量実質ゼロにする「ゼロカーボン宣言」実現に向け、町が主体となった地域新電力会社の二〇二一(令和三)年度内の設立を目指す。 吉田淳町長が八日開会した三月定例町議会の… -
立ち入り規制緩和 大熊、帰還困難区域の一部
政府原子力災害現地対策本部と大熊町は八日、東京電力福島第一原発事故に伴う町内の帰還困難区域について、下野上、熊の両地区の一部を立ち入り規制緩和区域に追加した。従来の緩和区域と合わせて計約六百十三ヘクタールに広がった。… -
立ち入り規制緩和発表 8日 大熊町の復興拠点一部
政府原子力災害現地対策本部と大熊町は一日、東京電力福島第一原発事故に伴う町内の帰還困難区域について、特定復興再生拠点区域(復興拠点)の一部を立ち入り規制緩和区域に追加すると正式発表した。八日午前九時にバリケードが解放… -
本の完成楽しみ 若松熊町、大野両小の児童 版画家蟹江さんアドバイス
大熊町の熊町、大野両小の児童が版画家蟹江杏さんと進めてきた本の制作の振り返り会が十九日、会津若松市の旧河東三小で開かれた。蟹江さんがオンラインで参加し、六月に完成予定の本のデザインや内容の一部を説明した。 … -
地域住民にありがとう 大熊町・大熊中の生徒 若松の仮設校舎で最後の感謝の会
大熊町・大熊中の生徒が地域住民に感謝の気持ちを伝える会が十八日、会津若松市の仮設校舎で開かれた。毎年この時期に実施してきたが、新年度から熊町、大野両小が入る市内の旧河東三小で授業を行うため最後となった。仮設校舎ができ…