絶品トマトをつくる驚きの新技術!ワンダーファームで未来のしごとを発見

■日本トップクラスの日照時間を誇る福島県いわき市は、トマトづくりに最適な場所

最近のトマトは、以前より甘くて美味しくなったように思いませんか?
スーパーに並ぶトマトも種類が豊富になり、サラダには欠かせない野菜となりました。調べてみると、ミニトマトの国内の出荷量は、2019年には約14万トンで、20年前の約7万トンから倍増しているそうです。

今回、そんな福島県いわき市でトマトを栽培しているワンダーファームさんを訪れました。

ワンダーファームには、広い敷地のなかにトマトを栽培しているビニールハウスのほかに、BBQができるエリアや、トマトや地元の新鮮食材を使ったオリジナル料理など 40種類ものメニューが食べられる、「森のキッチン」があります。「森のキッチン」は、4月にリニューアルオープンを予定しているそうで、どのようなメニューが並ぶのか楽しみです。

■美容にも良いと噂の「トスカーナバイオレット」も!豊富な種類のミニトマトに興奮!

ワンダーファームには、広い敷地のなかにトマトを栽培しているビニールハウスや農産物の直売所、BBQができるエリアがあります。

敷地内の「森のマルシェ」では、ワンダーファームで加工されたジュースや栽培されたトマトが販売されていて、地元の方で賑わっていました。

そこで販売されていた、ミニトマトの種類の豊富さにびっくり!
めずしい緑色のミニトマトや、

サラダに彩を添えてくれる、黄色のミニトマト。

そして、元アナウンサーで美容家でもある田中みな実さんが、美容のために食べていると言っていた「トスカーナバイオレット」も!スーパーでは並んでいない貴重な一品です。

トスカーナバイオレットは、抗酸化物質ポリフェノールである「アントシアニン」が多く含まれるため、葡萄のような色合いです。皮も薄く、フルーツ感覚で味わうことができます。

■ワンダーファームの挑戦!新技術を駆使して絶品トマトをつくる

こんなにも、種類豊富なミニトマトはどのように栽培されているのでしょうか。今回、株式会社ワンダーファーム 代表取締役社長 元木 寛さんにお話をお伺いしながら、トマト栽培の様子を見学させていただきました。

元木さんは、震災後にご家族が運営していらっしゃったら農家を継ぎ、ワンダーファームを立ち上げました。ワンダーファームでは、生産から加工、販売までを手がける「六次化産業」に取り組んでいます。そして、トマト栽培においては、様々な新技術を取り入れています。 ビニールハウスを見学させていただくと、その栽培技術に驚きの連続!

まず驚いたのは、土をつかっていないこと。土を使わずに、ヤシ殻の培地に最適な水分と栄養を与える『養液栽培』でトマトを育てています。

次に驚いたのは、このビニールハウスの温度や二酸化炭素濃度、トマトの生育状況など全てがコンピューターで制御されているということ。

コンピューターで可視化されたデータは、スマートフォンからも管理できるので常に情報をチェックすることができます。

ビニールハウスは、ガラス以上に太陽光を取り込みやすいように特殊なフィルムで作られているそうです。

もちろん、このビニールハウス自体も、コンピューターで制御。窓の開閉もコントロールしています。

■グロワーという新しい仕事。データを使って最高のトマトをつくりだす

元木さんのお話をお伺いするなかで「グロワー」という新しい仕事が生まれていることを知りました。グロワーとは、栽培責任者のこと。コンピューターで可視化された測定データを基にして、リアルタイムで養分の調整など生育をコントロールします。

植物には、花を咲かせ、実を結んでタネをつくる「生殖成長」と、茎、葉、根など栄養器官のみをつくる「栄養成長」があるそうです。それらを、湿度や温度などで日々コントロールしながら、美味しいトマトをつくっているのです。グロワーの技術により、トマトを甘くも、沢山の実をつけることもできます。

元木さんは、「技術だけを導入するだけでは美味しいトマトをつくることはできません。その技術をコントロールできる人が必要です」と話していました。

テクノロジーが進化するなかで、生まれている新しい仕事。
最新技術を駆使して農業を行っている海外ではグロワーという仕事は一般化しつつありますが、日本ではこの仕事について認知されていません。

元木さんは、「農業の就業者は高齢化が進んでいるので、グロワーの技術を継承しながら、将来の農業を担う人材を育成していきたい」と語っていました。

今後は、収穫時に活用でいるロボット技術を研究したり、ITベンチャー企業とのコラボレーションなど、新しい挑戦もはじまっているようです。

トマト栽培の生産性を向上させることでトマトを活用した新商品の開発や新しいサービスも次々と生まれてくるに違いありません。最近は、レッドアイ「WONDER GOLDEN EYE」も新発売したようです。また、化粧品など美容の領域の商品開発の可能性にも興味がありますと話していました。

ちなみに…ワンダーファームのトマトジュースは、甘くて濃厚!今まで飲んだトマトジュースのなかで一番美味しく、通販でリピートしようかと思っているところです。

進化し続けるワンダーファームに、これからも目が離せません。

<トマトのテーマパーク「ワンダーファーム」について>

<<住所>>
〒979-0215 福島県いわき市四倉町中島字広町1

ワンダーファームにある「森のマルシェ」では新鮮なトマトを購入できるほか、トマトの収穫体験もあります。また、手ぶらでBBQができる「ワンダーBBQ」も。ワンダーBBQでは、食材やお飲み物、機材の準備はもちろん、炭おこしから後片付けまでをおまかせすることができて、本格的なバーベキューを手軽に楽しむことができます。

茅野 しおりトラベルライター

投稿者プロフィール

IT企業でPRの仕事をしながら、アロマセラピーの勉強をしています。
田舎育ちなので、自然が好きです。

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