南相馬市小高で食べた美味しかったもの
今回、福島県南相馬市に5泊6日滞在している間、昼と夜は全て外食していました。この滞在中たくさん訪れた飲食店の中で、特に印象に残っている飲食店を2つを紹介します。
・また食べたくなるラーメン屋さん「双葉食堂」
・絶品ネタが安く食べられる寿司屋さん「浦島鮨」
■ また食べたいラーメン「双葉食堂」
双葉食堂は小高区、小高駅前にあるラーメン屋さんです。一言で言うと「毎日食べたくなる優しい味のラーメン」です。食べた次の日に思い出して、また食べたくなっていました。
今回注文したのは、一番人気と思われる中華そば(ラーメン)です。最近流行の背脂や味の濃いラーメンとは違いますが、昔懐かしい中華そばです。
スープは出汁が効いているあっさりスープで、スープを全部飲み干しても罪悪感がありません。鶏ガラをメインでとったスープでしょうか。翌日もこのスープの味を思い出して、また食べたくなってしまいました。
トッピングはチャーシュー、海苔、長ネギ、ほうれん草、メンマです。チャーシューがしっかり煮込まれていて柔らかいんですが、味も程よく付いていて、とっても美味しいチャーシューでした。
僕はチャーシューが好きで、ラーメン屋さんに行くとよくチャーシュー麺を頼むんですが、チャーシューによっては途中で飽きちゃうんですよね。ここのチャーシューは飽きませんでした。むしろもっと食べたくなるような、飽きずに食べられる優しいチャーシューでした。
今回のラーメンにはチャーシューが5枚乗っていたんですが、連れて行ってくれた友達が常連だったようで、チャーシューの枚数をサービスしてくれたようです。
メニューにチャーシュー麺がないので、ラーメンに乗っている分だけしかチャーシューを食べることができませんが、もしチャーシュー麺があったなら絶対チャーシュー麺をおすすめします。
麺の量に関しては、普通で結構多めです。一般的な人は普通盛りで十分満腹になる量だと思います。他に、大盛りが麺2玉、大大盛りが麺3玉です。大食いの方はぜひ、大大盛りにチャレンジしてみてください。
あっさりスープなんで、麺2玉でもぺろりと平らげられる気がします。多い時には1日に200杯売れるほど人気だそうです。南相馬市で一番売れているラーメン屋さんって地元の方から聞きました。
しかも営業時間は11:00〜14:00、お昼の3時間のみの営業です。
僕の地元新潟市にも美味しいラーメン屋さんはたくさんありますが、双葉食堂は僕の中でベスト3に入るラーメン屋さんにランクインしました。
<双葉食堂のメニュー>
・中華そば:650円
・もやしラーメン:750円
・肉うどん:650円
・かけうどん:500円
・冷やし中華:750円(夏季限定)
※大盛り100円プラス、大大盛り200円プラス
※料金は税込みです。
<元気いっぱいのスタッフの方々>
食べ終わってお会計の時、スタッフの方と少しだけお話しさせていただきました。小高に住んでいる人がほとんどで、一人だけ原町区から通われているそうです。みんな近所の方でした。
女性の方が五人ほど働いていらっしゃって、みんな素敵な笑顔で働いてました。
小高では、4年前まで原発事故の影響によって避難を強いられていましたが、避難指示解除後にこうやって帰ってこれて、元気に働かれている姿をみて、ラーメンのスープとともに優しく体の奥の方まで温められました。
<双葉食堂の営業時間>
営業時間11:00〜14:00
木曜定休日
スープがなくなって早めに終了する時もあるとのことです。
<双葉食堂の住所>
〒979-2121
福島県南相馬市小高区東町1丁目96-1
駐車場あり
■ 絶品ネタが安く食べられる寿司屋さん「浦島鮨」
浦島鮨も小高にあるお店です。地元の人から愛される寿司屋さんです。ここの特徴は、美味しい寿司を安く食べられるコスパの良さでしょう。
夜に一人で行きました。幸いカウンターが空いていたので、カウンター席にすぐ通してもらえました。
木曜日の午後6時頃だったんですが、結構混んでいました。奥に座敷があるようで、宴会が2組入っていて、注文がたくさん入っていました。
大将一人で握っているようで、宴会用の握り10人前を小気味よく握っていらっしゃいました。
夜の寿司屋ならお酒を飲みながら、お刺身や一品料理を食べて、〆に握りを食べたいところですが、隣の原町区から車を運転していったので、ノンアルコールでお寿司だけさくっと食べるつもりで訪問しました。
座って、まず飲み物を聞かれました。ビールといきたい所ですが、烏龍茶を頼みました。
寿司を選びます。
握り・チラシの料金は、並1,200円、中1,500円、上1,800円、特上2,400円です。
特上が、2,400円と安めの設定だったのとせっかくなので、特上握りを注文しました。
それほど待たずにすぐ握ってもらえました。
カウンターで大将が握る姿を見るのは気分がいいですね。
そして、ほどなく特上握りがきました。
ネタは、赤貝、甘海老、鉄火巻き、かに軍艦、大トロ、白身魚(多分鯛だと思います)、マグロ赤身、うに軍艦、いくら軍艦でした。(左手前から)
特上握りだけあって、ネタは最高のラインナップでした。シャリネタともに非常にうまい寿司でした。
特に大トロが絶品で、口の中に入れた瞬間、脂の甘さが広がってとろけました。
これだけのネタの握りで2,400円はお値打ちですね。かなりコスパの高い寿司屋さんだと言えます。
ただ、ボリューム的には少なめなので、握りだけ頼むと物足りないかもしれません。刺身、茶碗蒸しなど一品料理も充実しているので、それらをお酒とともに楽しんでから、〆の握りとしては量がちょうど良さそうです。
次回は小高に泊まって、浦島鮨で一杯やりたいと思います。
<浦島鮨のメニュー>
握り・チラシセットの他、丼、巻物などありました。
おつまみは、茶碗蒸し、カニ味噌、帆立バター、刺身盛り合わせなど、魚介類一品料理が美味しそうです。
<浦島鮨の営業時間>
昼11:00〜14:00
夜17:00〜21:00
※火曜定休日
<浦島鮨の住所>
〒979-2121
福島県南相馬市小高区東町1丁目131
駐車場あり
■ まとめ
今回、二つの南相馬市小高の飲食店さんを紹介いたしました。
毎日でも食べたくなるラーメン屋さん「双葉食堂」、地元のひとに愛されて、新鮮なネタが驚きの値段で食べられる「浦島鮨」、どちらも非常に美味しくて、また南相馬市に訪れたらいきたいお店です。