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「街の人に『ここは自分の本屋だ』と言われたい」-南相馬市小高区 ブックカフェ「フルハウス」
「フルハウス」は、南相馬市に移住した芥川賞作家の柳美里さんが店主を務めているブックカフェです。フルハウスを目指して市外から小高を訪れる人は多く、街の新たな「ランドマーク」の役割も果たしています。 &nb… -
ホッとできる古民家で出会う、あたたかい交流と郷土料理-田村市都路町の「よりあい処 華」―
「自分の住むこの田村市、そして都路町(みやこじまち)に住む方々の気持ちを少しでも明るくしたい」、そう話すのは「よりあい処 華」の店主・今泉富代(ひさよ)さんです。手芸が得意で、世話好き。そして可愛らしく、おしゃれなおばあ… -
広野駅前に「居場所」をつくる ~多世代交流スペース「ぷらっとあっと」~
JR常磐線の広野駅からほど近い場所に、2011年の東日本大震災前には、「アイアイ」というショッピングセンターがあった。(正式名称は「AiAi 協同組合ショッピングプラザ広野」)広野町出身や在住の人に「アイアイ」の話をする… -
福島の花に思いをこめたキャンドルを飯舘村から―「工房マートル」キャンドル作家・大槻美友さん―
2021年5月、飯舘村の古民家を改装したアトリエ「工房マートル」がオープンした。 キャンドル作家で飯舘村地域おこし協力隊の大槻美友さんが、自身の作品制作やキャンドルづくりのワークショップなどを行っている。 工房マート… -
とみおかアーカイブ・ミュージアム
富岡町で生まれ育った三瓶さんが「考古学」と出会ったのは高校の時である。古墳の調査に初めて触れ、発掘の面白さに嵌まり込み、そのまま迷いなく考古学を学べる大学へと進学した。夢中になって考古の世界を読み解きながら、大学生活の4… -
葛力創造舎のこれまでとこれから
東日本大震災からこれまで 私は葛尾村に生まれ育ち、大学進学で東京に出てそのまま就職した。震災前は企業に勤めながら個人でグリーンツーリズムに関わっていたが、震災翌月の2011年4月に福島県に戻った。「地域のために何か… -
人懐っこいヤギと触れ合えるヤギ牧場「かつらおヤギ広場がらがらどん」
ヤギ牧場? なんでヤギなんだろう? 牧場と言ったら牛や馬では……。 行ってみたら、かわいらしいヤギたちが寄ってきてお出迎え。もやもやは一瞬で消え、自然と笑顔に。 赤や黄に色づく紅葉の山々が見… -
自分らしい生き方は、自分で決める。「食」を通して、福島の魅力を発信したい!
あぶくま高原のほぼ中央に位置する自然豊かな福島県田村市。この地に魅了されて移住した若者が、栃木県出身の大島草太さんです。 福島大学に進学した大島さんは、在学時にあぶくま地域の「食」をPRするため、ワッフル屋「Kokag… -
1度ござれや 請戸の浜に 〜震災遺構・請戸小学校〜
浪江町の港がある請戸(うけど)地区では、毎年2月の第3日曜日には豊作や豊漁を願う「安波祭」が行われ「田植踊(たうえおどり)」が奉納されていた。踊るのは、請戸小学校の4年生〜6年生の女の子。学校で踊り手を募り集まった有… -
眼下の復興を見ながら夢が膨らむコワーキング・スペース「FUTABA POINT」
「大熊インターチェンジからJR大野駅までの広大な平地を全面芝生化して、コンサートやパークゴルフなどができる広場にする」 「街灯や家屋の明かりが少ないことを逆に生かして、きれいな夜空を眺めるツアーを組みたい」 …